小諸ロケ地ガイド:市民FC作成、小諸で映画・ドラマを PR活動を開始 /長野

 城下町・小諸で映画・ドラマを撮ろう--と、小諸市民で組織した「小諸フィルムコミッション(FC)」(牧野和人会長)が、「小諸ロケ地ガイド」を作成した。「ぜひ小諸をロケ地に」と、映画会社や監督、プロデューサーらに発送するなど、本格的なPR活動に乗り出した。

 これまで小諸市内がロケ地となった映画は数多い。山田洋次監督の「男はつらいよ」第40作の「寅次郎サラダ記念日」(88年)や、小泉堯史監督の「博士の愛した数式」(06年)などがある。
 07年のNHK大河ドラマ「風林火山」では、武田信玄の軍師・山本勘助が小諸城の築城に関与したという因縁から、市民有志が「小諸城と風林火山を語る会」を結成。小諸懐古園でドラマ撮影を働きかけたが実現せず、番組後に小諸城跡が紹介されるにとどまった。
 そこで、ロケ地を誘致して撮影を支援することで、市民交流や地域の活性化、経済効果も図ろうと、事務局長の赤尾忠男さん(75)ら有志を中心に、県内6番目のFCとなる小諸FCが2月に発足。活動の第1弾としてロケ地選びのガイドブックを作った。
 「ロケ地ガイド」はB4判44ページ。千曲川や浅間山などの自然景観、懐古園、小諸宿の歴史的町並みや家屋など名所230場面を写真で紹介している。現在、会員とエキストラ登録も募集中だ。
 小諸FCはNPO法人「ジャパン・フィルムコミッション」にも加盟予定。牧野会長は「映画やテレビ、CMなどの制作関係者に小諸の魅力を知ってもらい、ロケ地誘致を実現したい」と張り切っている。【藤澤正和】

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