「万葉行列」優雅に 福井・越前市
福井県越前市味真野地区の「あじまの万葉まつり」のメーンイベント「万葉行列」が4日、同地区内で行われた。曇り空のもと、古代の衣装姿の地区住民らが練り歩き、優雅な時代絵巻を繰り広げた。
奈良時代や平安時代などの衣装を身につけた地元住民や万葉中学の生徒らによる「万葉行列」(約170人)、今年から加わった「戦国武将行列」(30人)など総勢約650人が参加。清水頭町の本山毫摂寺を出発し、余川町の越前の里味真野苑までの約2キロを巡行した。
万葉行列では、雅楽の調べが流れるなか、大友家持や継体大王、「照日の前」などにふんした地元住民らが登場。続く戦国武将行列では、地元の出身で戦国大名の朝倉氏に仕えた真柄十郎左衛門や佐々成政らが勇壮に練り歩いた。戦国武士の大太刀を再現した、全長約250センチの模擬大太刀も注目を集めた。さらに子供御輿(みこし)や子供山車がにぎやかに登場し、沿道の住民らを楽しませた。
万葉まつりは、天平期に越前国に流された中臣宅守(なかとみやかもり)と、都に残された妻の狭野茅上娘子(さののちがみのおとめ)の相聞歌が、万葉集に残されていることを背景に行われており、今回で27回目。5日は味真野苑で平安衣裳姿の出演者が短歌を詠む「越前曲水の宴」が行われる。
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