安土御献立:茶屋四郎次郎記念学園、レプリカを町に寄贈 「信長の館」で公開 /滋賀
家康をもてなした料理、ひばりの焼き鳥・フナ寿司・ツルの肉など60品目以上
戦国武将・織田信長が武田氏討伐で功を成した徳川家康をもてなした「天正10年 安土御献立」の復元レプリカが学校法人茶屋四郎次郎記念学園東京福祉大学・大学院(本部・東京)からこのほど、ゆかりの安土町に寄贈された。同町の「安土城天主信長の館」で一般公開している。【斎藤和夫】
戦国武将・織田信長が武田氏討伐で功を成した徳川家康をもてなした「天正10年 安土御献立」の復元レプリカが学校法人茶屋四郎次郎記念学園東京福祉大学・大学院(本部・東京)からこのほど、ゆかりの安土町に寄贈された。同町の「安土城天主信長の館」で一般公開している。【斎藤和夫】
「安土御献立」は、信長が全国から集めた食材で作った当時の最高料理で、現在の日本料理の原典とされる。続群書類従にも記され、尾州茶屋家16代当主の妻で茶屋四郎次郎学園理事長の中島範(のり)さん(89)が10年前に復元し、翌年レプリカが作成された。多くの人にも見てもらおうと、学園が町に寄贈を申し出た。
「本能寺の変」の17日前の料理で、接待役は明智光秀。光秀は最大の心配りをしたのに、信長から「仕度が行き過ぎた」と怒られ、5日目に接待役を降ろされる。そして、3日後、毛利と戦っている秀吉の応援に行かされた。これが本能寺の変の引き金になったとも言われるいわく付きの料理でもある。
レプリカは、家康が安土に滞在した6日間のうち初日と2日目の計4食分すべて。長さ2メートルほどのガラスケース4ケースに収められ、ひばりの焼き鳥、フナ寿司(ずし)、ツルの肉など珍味ばかりで、60品目以上。
寄贈に訪れた同大学院の水谷研治教授らは「基は安土で作られた料理。帰るべくして帰ってきた。一人でも多くの方に見ていただければ」と話している。
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