第61回毎日書道展北陸展:当番審査員の吉川壽一さん、金色の墨で書き解説/福井
8月26日16時0分配信 毎日新聞
<8月23日~27日 富山県民会館>奥深い前衛書に感動
富山県民会館で開催中の第61回毎日書道展北陸展(毎日新聞社、毎日書道会主催)は第3日の25日、今年の当番審査員、吉川壽一さん(前衛書、福井市)と津田和秋さん(同、富山県射水市)の作品解説会が開かれ、計約100人が参加した。同展は27日まで。
NHK大河ドラマ「武蔵」や、宮本武蔵をテーマにした人気連載漫画「バガボンド」の題字を揮毫(きごう)したことがある吉川さん。解説会では、武蔵の書「戦気」などの文字を金色の墨で書いて見せ、文字に込められた気力など、その魅力を説明。「この会場には味わいのある作品約900点が並んでいるが、これからは(書道も)世界に乗り出して行かなければならない。そのためのアイデアを貸してください」と呼びかけた。
富山市の河上清子さんは「これまで前衛書は分からないと思っていましたが、文字を分解したり組み直したりすると、さまざまに形が変化するというお話を聴き、素晴らしいと思いました」と感動した様子だった。同市の沢田洋子さんも「前衛書とはとても奥深いものですね」と驚いていた。
津田さんも、筆や紙などの種類や、変化のについて、実演して解説した。【青山郁子】
【今日の作品解説会】〈今年度当番審査員〉午前11時=石井克代(富山県南砺市)▽午後1時=水口香魚(富山県魚津市)。約30分、富山県民会館1階美術館で。
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