浜松城:整備構想 天守門と富士見櫓、復元へ 市、発掘進め12年度にも着工 /静岡

6月16日13時1分配信 毎日新聞
 徳川家康の居城だった浜松城(浜松市中区元城町)の天守門と富士見櫓(やぐら)の復元計画が進められている。幕末につくられた「安政元年浜松城絵図」に記されている天守門と富士見櫓の発掘調査を今年度中に行い、12年度にも元の位置での復元に着工する方針だ。

 浜松城は1570年、岡崎城から移った家康が築城し、45歳で駿府城に居城を移すまで17年間を過ごした。家康が江戸幕府を開いた後、歴代城主が幕府の要職に登用されたことから「出世城」とも呼ばれる。明治維新の廃城令で城は取り壊され、1958年に民間の募金によって天守閣が造られた。しかし天守閣があったという史料は残っていないという。
 市は昨年度、浜松城公園歴史ゾーン整備構想を策定、史跡を復元して、観光名所として位置づけたい考え。市公園課は「天守門は石垣が残っており、スムーズに発掘も進むのではないか。その後は天守閣西側の埋門の復元にも取り組みたい」と話している。【大塚仁】

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